某サーキットにて、エンジンから異音発生後に再始動しなくなってしまったとご一報。
後日、レッカー車で運ばれてきました。
簡易的に見ても、かなりの重症です。
触媒から金属破片が・・・
バルブシートが砕けた模様。(汗
エンジン降ろします。
ヘッドカバーは内側から突き上げられていて亀裂が入り、
吸気側のロッカーアームが折損。
スロットルボディ手前まで金属破片が吹き返しており、
他のシリンダーも破片吸っちゃってますね。
インテークバルブがひん曲がって、バルブガイドも割れています。
こちらエキゾーストバルブ。
ちょっと見えにくいけど左側バルブの傘部が落下したようです。
その落下した傘部がピストンで突き上げられて喰い込んでいまして、
触媒から出てきたバルブシートはこの部分と断定。
分解・計測するまでもなく、
このエンジンには見切りをつけてオーナーさん自ら新組エンジンを手配。
到着まで1ヶ月掛かりました。
それにしても、この段ボール梱包は凄いね!
つづく・・・