2021/03/19

【RX-8】 軽量フライホイールとエンジンリアシールの交換 

排気ガスの値が下がりません。(汗
ここから「RX-8あるある」が始まりました。
触媒を取り外しますが、セルフロックナットが錆付いてまったく緩まず・・・ 
酸素アセチレンで熱しに熱して、






ボルトは結局折れてしまいました。
折れる事ってあまり無いんですけど。
触媒の中身を覗くと・・・






崖崩れ?









触媒はスポーツ触媒へ交換と決まりました。
さて、クラッチまわりの作業へ移ります。
クラッチディスクは丁度良い交換時期。
フライホイールと共に一新しますよ。




そしてロータリーエンジンの鬼門、このセンターナットを如何に緩めるか?






こやつ、相当なトルクで締まっているらしい。
手持ちのフライホイール回り止め工具では歯が立ちそうに無いです。
専用特殊工具は納期が間に合わないので、どうするか~?





無い物は作る!
廃棄するクラッチカバーを利用して、








こんな感じ。







フライホイールとエキセントリックシャフトのはめ合いはテーパーなので、
プーラーを使用。





エンジンのリアシールがお目見えです。
この際なので交換します・・・が、




この奥にあるOリングからのオイル漏れが定番らしく、
ついでに交換しておきましょう。
リアステーショナリギヤを取り外します。






これはディーラーさんでもやりたがらない作業らしいです。
元戻しにコツが必要。




パイロットベアリングに相当する、
ニードルベアリングとオイルシールも新品交換







で、軽量フライホイールを取り付けます。
マツダスピードは納期が6か月って言われまして、オートエクゼにしました。









純正のカウンターウェイトを取り付けて、
自作の回り止めにてフライホイールを固定。






規定トルクにて締めます!







AT用のマツダ純正ボルト6本を本締め終了。





新品クラッチを取り付けまして、エンジンのリア側が仕上がりました。







ミッション側はご覧の通りでグリス切れ。







レリーズフォークとベアリングは新品交換します。







クラッチハウジング内はキレイに清掃してグリスアップ。








ミッションリアシールもこの際なので交換しておきます。








つづく・・・

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